車好き必見!自動車メーカーの仕事内容と働くためのポイントを紹介

車が好きで、車に関わる仕事がしたいと考えたとき、就職先に自動車メーカーを志望する方は多いのではないでしょうか? 今回は、「自動車メーカーの仕事内容」「業界に向いている人」「働く前に抑えておくべきポイント」などをご紹介します。 これから自動車メーカーで働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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自動車メーカーの仕事の種類と内容

自動車メーカーの仕事は大きく3つに分かれています。ここでは、それぞれの仕事内容について、車づくりの工程と併せてご説明します。

商品企画

「商品企画」は、マーケティング、営業企画、販売販促、海外事業支援などが主な業務となります。

マーケティング担当者が消費者のニーズや市場動向を調べ、プランナー・エンジニア・営業スタッフ達と共に、消費者が欲しいと考えている車を考察し、新しい車のアイデアを練り上げていきます。ユーザーの使用想定や、商品のアピールポイントなどを自社のブランドイメージと掛け合わせ、あらゆる角度から新しい車を作っていくクリエイティブな仕事です。

研究・開発

「研究・開発」は、新しい車のコンセプトを元に設計図を作り、車体やエンジンの組み立てを行う仕事です。
新しい車に設定されたスペックが実際に再現できるものなのかを実際に検証しつつ、それと並行しながら車を作っていきます。実作業はもちろん、車の開発スケジュールの作成や管理なども行います。

日々技術が進歩し続けているのが自動車開発という業界です。そのため、企業によっては新型エンジンの研究といった高度な仕事を任されることもあります。
自動車は精密部品と高度な技術力を元に作られる機械製品ですので、研究開発部門には、エンジン、電子制御システム、車体の構成・構造など、それぞれの分野に精通した専門家が集められています。

生産

「生産」は、生産管理部門と製造部門に分かれています。

生産管理部門は、研究開発部門で作られた開発工程をもとに、生産ラインのチェックや設計を行います。販売店から集められたオーダーを集約し、製造部門に製造の指示を出します。
車の製造は、車種、グレード、オプションそれぞれに様々なバリエーションがあるため、製造工程は非常に複雑なものとなっています。
生産管理部門は、それら製造に必要な部品の調達依頼、納品スケジュールや人員配置など、製造に関わるすべての調整を行う非常に重要な仕事です。

製造部門は、生産管理部門から伝達された指示をもとに、複雑な制御装置を連携させて車を作成します。作業者の負担軽減を考慮しながら、安全に車づくりを行います。
最後に完成した車両の品質検査を厳密に行った後、出荷となります。

自動車メーカーの給料はどのくらい?

では自動車メーカーに就職した場合、一般的な給与額はどのくらいになるのでしょうか?
以下に自動車メーカーの給料事情、就職に有利な資格、適性などについてご紹介します。

自動車メーカーの給料・年収

自動車メーカーに勤める一般的な社員の平均年収は、約600~800万程度です。大手企業の場合は、約800万を超えるところもあります。実際の年収は年齢や役職などによっても変わりますので、応募をする際は求人情報に書かれている給与・待遇について細かくチェックしておきましょう。

給与以外に目を向ければ、独身寮や社宅、従業員自社株制度などの福利厚生が充実している企業も多いのが魅力です。
男性も女性も長く勤めている人の割合が他の業種よりも高いことから、企業全体で働きやすい環境を作り上げているというのも、大企業が多い自動車メーカーならではです。

どのような資格が必要なのか

生産部門や整備部門への就職を希望する方は、自動車整備士の資格がある方が望ましいです。資格は自動車整備士の専門学校や高等学校で取得することができます。

整備士など一部の専門職以外であれば、自動車メーカーに就職するために必要な資格は特になく、むしろ資格よりも学歴を重視している企業が多いです。自動車メーカーに就職を希望する場合は、学歴が大卒以上であることが望ましいと言えるでしょう。
それに加えて、大手自動車業界はグローバルな事業なので、英語力があることも就職に有利に働きます。TOEICで750点以上であれば、大きなアピールポイントとなります。

未経験でも働くことは可能?

自動車メーカーの職種は多岐にわたりますが、大きく分けると「技術系」と「事務系」に分かれます。

新製品の研究や開発を行っている技術職と呼ばれるエンジニアは、理系の大学や大学院卒業生から採用を行っています。自動車メーカーにおけるエンジニア不足は深刻な問題となっており、他業種であってもエンジニアとして働いた経験があれば、自動車メーカーに転職できる可能性は非常に高くなります。

商品企画や販促、その他の事務系の職種は、他の業種であっても共通している業務があるため、自動車業界が未経験でも就職は可能です。しかし、総務や経理といった事務は派遣社員や契約社員として募集している企業が多いため、正社員での登用はハードルがやや高くなっています。

上記の職種とは別に、「期間工」と呼ばれる期間限定で製造工場働く仕事もあります。こちらは未経験者を広く募集しています。期間限定の契約ですが、給料が高いことと寮完備というメリットがあるので、全国から短期高収入を目的に多くの人が住み込みで働いています。期間工から正社員に採用されるケースもあるので、未経験でも頑張ればチャンスのある仕事となっています。

自動車メーカーに向いている人

■ものづくりが好きな人
日本の自動車製造技術は世界でもトップクラスと言われています。それだけに、自動者メーカーの現場は「日本のものづくり産業の極み」とも言える世界となっています。
何かを作り上げていくことが好きな方は、自動車メーカーに非常に向いているといえます。

また、自動車という世の中に必要不可欠な製品を作る仕事ですので、「社会的に価値のある仕事がしたい」と考えている人であれば、自動車メーカーなら高い志とビジョンを存分に活かすことができるでしょう。

■幅広い仕事に興味がある人
前述したように、自動車メーカーには車を製造するために商品企画から製造まで、様々な部門があります。当然ですが、部門それぞれに違った業務内容となっています。
何かを作り上げていくことが好きな方は、自動車メーカーに非常に向いているといえます。

研究開発などの専門職以外であれば、一つだけでなく様々な部門に配属されることもあります。どのような職種であっても、全ては車を製造するために欠かせない業務です。部門それぞれの業務を幅広く経験することは、将来キャリアアップへとつながる確かな実績となるでしょう。特に大手企業の場合、数年単位で部署や部門を移動するのはよくあるケースです。

このように、幅広い仕事に興味があり、どんな業務に対しても前向きなチャレンジができる人というのも、自動車メーカーに向いているタイプと言えます。

■チームワークが得意な人
どんなに優秀なスキルを持っている人でも、一人では大きなプロジェクトを完成させることはできません。
チームワークを大切にし、しっかりとしたコミュニケーションで社内・関連会社・取引先と協力して仕事を進めれるというのは、自動車メーカーで働くうえで必要な資質です。
何かを作り上げていくことが好きな方は、自動車メーカーに非常に向いているといえます。
特にチームをまとめることが得意な人は、リーダー候補としてより自動車メーカーで活躍しやすいでしょう。

自動車メーカーで働く前に押さえておくべきポイント

自動車メーカーで働く前に、押さえておくべきポイントがいくつかあります。特に志望動機やアピールの方法など、採用に有利となる情報を紹介しますので、ぜひ就職活動に役立ててください。

志望動機はどう書けばいい?

1.なぜ自動車メーカーで働きたいのか

採用担当者の目に留まるような志望動機を作成するためには、なぜ自動車メーカーで働きたいのかを明確にアピールすることが大切です。さまざまな業種の中で自動車メーカーを選んだ理由について具体的に伝えましょう。
併せて、その企業を選んだ理由についてもしっかりと伝えることは大切です。

「自動車を提供することによって人々の生活を豊かにしたい」「安全な自動車を提供することで安心して過ごせる社会環境を作りたい」など、自分の抱いている理想についてしっかりと言葉で表現できることが大切です。

どんな理由であっても、自動車メーカーでしかできないことを志望動機に反映させてアピールしていきましょう。

2.就職後に自分はどう活躍できるのか

「なぜ自動車メーカーを志望するのか」「なぜその企業を志望したのか」を明確に伝えた後は、応募先企業に対して今後の仕事に対する意欲を伝えていきましょう。
将来的なビジョンを、短期・長期それぞれの視点で具体的にアピールすることは大切です。
志望動機を伝える際は、自分がその企業に勤めてどんな貢献ができるか、どう活躍できるかを具体的に伝えましょう。

車求人に特化したクルマヤドットネット

車業界の求人は、ほとんど非公開求人ものが多いです。しかしクルマヤドットネットは車求人に特化した求人サイトなので、非公開の求人情報も探すことができます。

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まとめ

車づくりは、人々の生活を豊かにする大きくて夢のある仕事です。車をデザインし、研究や開発を重ね、その企業にしか作り出せない1台を生み出す仕事は、車好きにとって非常にやりがいがあるでしょう。

自動車メーカーで働くために必要な資格は特にありませんが、車に関する専門的な知識だけでなく、大卒以上の学歴や英語のスキルなどが重要視されています。

様々な職種に興味を持ち、ものづくりに興味のある方は、ぜひ自動車メーカーで働くことを考えてみてはいかがでしょうか?

幅広い職種があるので、業界未経験者でもチャンスは豊富にあります。