自動車保険募集人の仕事をするなら資格が必須!合格するための方法!

自動車関係の仕事は数多くありますが、そのなかのひとつが自動車保険募集人です。 ここでは、自動車保険募集人になりたいと考えている人のために、必要な資格や試験内容などについて解説します。試験に合格するための対策方法についてもお伝えしますので、ご参考にしてみてください。

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自動車保険募集人の仕事内容

自動車保険募集人、つまり自動車の損害保険募集人とは、損害保険会社や代理店に所属し、顧客のために保険商品についての説明や販売を行う人のことです。

自動車保険募集人としての仕事には、顧客に対して重要事項を含む保険商品に関する説明を正確に行うことが含まれます。また、契約者に対しては、保険の変更手続きや解約の対応をしたり、事故発生の連絡の受付などを行ったりする必要もあります。

これらの仕事を行うためには、資格が必要です。損害保険に関する専門的な知識を持っていることを証明する資格を取得してはじめて、自動車保険募集人として働くことができます。

自動車保険募集人になるために必要な資格

自動車保険募集人になるためには、その資格試験である損保一般保険試験を受験して合格する必要があります。損保一般保険試験の正式名称は、「損害保険募集人一般試験」です。

損害保険募集人一般試験には「基礎単位」と「商品単位」とがありますが、商品単位は3種類あるので、試験の種類は全部で4種類あるということになります。

損害保険募集人一般試験は、保険募集にあたって保険商品に関する重要事項を正確に説明するための知識を、きちんと習得できているか確認するためのものです。

この試験を合格してはじめて、自動車保険募集人として保険商品を取り扱うことができます。

損害保険募集人一般試験の基礎単位と商品単位について、詳しくみていきましょう。

商品単位

損害保険募集人一般試験の商品単位には、自動車保険単位・火災保険単位・傷害疾病保険単位の3つがあります。

損害保険募集人として働くためには、自分の取り扱う商品単位の試験を受けて合格しなければなりません。そのため、自動車保険募集人になりたい場合は、自動車保険単位の試験に合格する必要があります。

自動車保険募集人としての仕事を継続していく場合は、資格取得後も5年ごとに再度受験し、更新しなければなりません。

基礎単位

代理店登録や募集人届出を行うためには、基礎単位の試験に合格することが必要です。

この資格がなければ、損害保険の販売を行うことができません。また、先ほど述べたように、自動車保険の販売を行うためには、自動車保険単位の試験に合格している必要もあります。

つまり、自動車保険募集人になるためには、自動車保険単位と基礎単位の両方の試験に合格する必要があるということです。

基礎単位についても、資格取得後は5年ごとの更新が必要とされています。

自動車保険募集人の試験内容と対策

専門的な分野なだけに、自動車保険募集人の資格取得は難しそうというイメージがあるかもしれません。損害保険募集人一般試験の合格率については、非公開とはされているものの、実際には90%以上ともいわれています。

つまり、試験の難易度はさほど高くないので、きちんと対策を行っておけば、合格する可能性は高いといえるでしょう。試験対策がバッチリであれば、100点満点を目指すことも不可能ではありません。

したがって、自動車保険募集人になりたいなら、試験対策をしっかり講じて試験に臨むようにしましょう。

自動車保険募集人になるためには、自動車保険単位と基礎単位の試験を受ける必要がありますので、それぞれの試験内容を知って、対策を行うことが大切です。

自動車保険単位

自動車保険募集人になるために欠かせない自動車保険単位の試験の詳細は、以下のとおりです。

・試験時間:40分
・回答数:50問
・配点:各2点(100点満点)
・合格点:70点以上

自動車保険に関しての問題が出題されます。70点以上が合格なので、35問以上の正解を目指しましょう。

基礎単位

損害保険基礎単位の試験の詳細は、以下のとおりです。

・試験時間:40分
・解答数:50問
・配点:各2点(100点満点)
・合格点:70点以上

試験内容は、損害保険の基礎知識やコンプライアンスなどについての内容です。同じく50問出題で合格点が70点以上なので、35問以上の正解で合格となります。

各試験の対策

難易度はさほど高くないとはいえ、合格率は100%ではありません。つまり、きちんと勉強して試験対策をしておかないと、不合格になる可能性があるということです。

そのため、試験日までに問題集を繰り返し解いて、試験に備えておくようにしましょう。

試験当日は、テキストを会場に持ち込むことができます。言い換えると、答えを確認しながら試験問題を解いていくことができるということです。

とはいえ、テキスト自体の情報量が多いため、試験当日になってテキストを開いて答えを探しているようでは、制限時間内に問題すべてを解くことは難しいでしょう。

ある程度の問題は、テキストを見ずに自分で考えて答えていき、記憶が曖昧なものや分からない問題にぶつかったときにテキストは開くというようにしたいものです。

そのためには、テキストを読み込んで、専門用語などは暗記しておくことをおすすめします。問題自体は難しくはないので、問題を十分にこなしておけば、ほとんどの場合、一発合格ができるはずです。

試験対策としてほかにできるのは、保険会社の講習を受講しておくことです。保険会社によっては損害保険募集人一般試験のための講習を行っているところもあるので、受講しておけば試験に有利になるかもしれません。

もしもそのような講習を受けることができない場合は、独学で勉強する必要があります。自動車保険募集人の資格はメジャーな資格ではないので、スクールなどによる受験対策はありません。したがって、保険会社による講習がない場合は、独学で試験対策を行うことになります。

独学での試験対策で重要なポイントは、先ほど述べたようにテキストをできるだけ暗記しておくこと、また、問題集を徹底的に解くことです。

ネットに掲載されている問題演習用のサイトを利用するのも良いですし、過去に出題された問題を繰り返し解くのも良いでしょう。問題をこなせばこなすほど、試験に対する自信もつくものです。

自信を持って試験当日に臨めば、試験に合格する可能性も高くなります。そして、念願の自動車保険募集人として働くための資格を得ることができるでしょう。

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まとめ

自動車保険募集人になりたいなら、損保一般保険試験を受験することが必要です。基礎単位と自動車保険単位の両方を受験して、合格すれば自動車保険募集人として仕事をする道が開けます。

試験自体の難易度はそれほど高くはないので、きちんと試験対策を行っていれば落ちる心配はほぼないといえるでしょう。こちらでご紹介した試験対策を参考に、準備万端で試験に臨んでみてください。