カーディーラー面接の必勝法!おさえておきたいポイント!

カーディーラーとして働きたいなら、必ず面接はしますよね。1次面接、2次面接、最終面接の段階を経て、見事内定をもらうためには周到な準備が必須です。ここでは、カーディーラー面接をパスするためにおさえておきたいポイントを紹介します。

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カーディーラーの面接の流れは?

カーディーラーの面接を成功させるためには、面接の流れを理解しておきましょう。面接の流れを知っておくと、気持ちにもゆとりができますし、それぞれの段階で気をつけておくべき点について、しっかりと対策できます。

1次面接の流れ

書類選考をパスしたら、最初に受けるのが1次面接です。1次面接は、基本的には直属の上司になる人と採用担当者で行われることがほとんどです。企業によっては、入社3~4年の若手社員が担当することもあります。

1次面接の面接官は、現場で働いている社員であることがほとんどなので、面接官のプロ目線での面接とは異なります。面接する相手は自分の直属の部下、もしくは後輩となる可能性があるわけですから、育てやすい人材かどうかという点もよく観察しています。

1次面接は集団面接のことも多いので、面接官にしっかりと自分を印象づけることができるように準備をしておくことが大切です。また、社会人としての基礎がしっかりできているかどうかが見られることが多いので、礼儀やマナーについてはきちんとおさえておきましょう。

2次面接の流れ

1次面接を見事通過したら、次に受けるのが2次面接です。2次面接の面接官は、1次面接が若手社員の企業の場合は、人事部の採用担当者がする場合があります。中堅社員や管理職も同席することが多く、1次面接の面接官よりもさらに突っ込んだ質問がされることが少なくありません。

2次面接では、1次面接で回答した内容を深堀されることがあるので面接の内容をしっかり覚えておきましょう!1次面接での回答と一貫性、整合性があれば、面接官にしっかり評価をしてもらうことができます。

2次面接では、入社後、5年後、10年後のビジョンについて詳しく尋ねられる傾向があります。これらの質問は「会社の仕事内容をはっきり理解しているか」「上昇志向がある人材かどうか」を判断するものでもあります。

会社の将来の方向性を理解したうえで、自分がどのような働き方をできるか、中・長期的なスパンで考えておくようにしましょう。

最終面接の流れ

最終面接は社長や役員が行うので、1次・2次とは比べものにならないほど緊張するかもしれません。ただ、緊張のあまり自分本来の良さを出せないなんてことは避けたいものですね。

最終面接まできたということは、会社から魅力的な人材と判断されたということなので、自信を持って面接に臨むようにしましょう。

面接官はあなたの人間性や将来性などを判断します。ここで、会社とのマッチング度が高いかどうかの最終確認がされます。そして、企業の進む方向とあなたの目指す方向があっているのかという点も確認されます。

最終面接で落とされることがないように、その会社の理念や方向性、求めている人材について今一度確認しておくようにしましょう。

※一般的に面接の回数は、2~3回ですが、企業によっては面接が4回以上行われるところもあります。

カーディーラー面接の際によく聞かれる質問

企業によって質問内容は異なる場合もありますが、基本的には企業の面接内容と変わらないと考えていいでしょう。

カーディーラーの1次・2次・最終面接でよく聞かれる質問と答え方のポイントをご紹介していきます

1次面接の場合

・自己紹介

「○○大学・〇〇学部、○○です」だけでは十分ではありません。「自己紹介してください」と言われた場合は、簡潔な自己アピールも加えるようにしておきましょう。

・志望動機

面接官は、志望動機を聞いて仕事への情熱と企業への熱意がどれだけあるのかを見極めます。また、会社の方針と応募者のやりたいことがマッチしているかも確認しています。

・学生時代などに力を入れたこと

応募者の人柄、能力、今後の可能性を知るための質問です。企業側は学生時代の活動実績を知りたいわけではなく、どんな人柄なのかを知りたいと思っていますので、自分の人柄・可能性が伝わるようにしましょう。

・自分の強みと弱み

会社の戦力となる能力を持っているか、また自分を客観的に見ることができているかを判断するための質問です。ですから、会社がどんな人材を求めているかを知り、自分の強みがどう役立つのか伝えるように準備しましょう。

2次面接の場合

・周囲から見てどのような人物なのか

この質問に答えるには、家族や友人に自分のことを聞いておく必要があります。自分がどんな人物なのかを客観的に知っているということをアピールするようにしましょう。

・自分の強みと弱みをどう活かし改善していくか

1次でも「自分の強みと弱み」に関して質問されますが、2次ではさらに深堀されていきます。本当にその強みを持っているか、弱みを改善するために具体的に何をしているのか聞かれます。

・入社したらどのようなことをしていきたいか

具体的に答えられるかどうかで、面接官は応募者がしっかりした企業研究・職種研究をしているかどうかを判断します。企業への熱意を確かめられる質問でもありますので、入念に準備しておきましょう。

・他の選考状況

企業選びの軸を知るために質問します。自分の一貫した軸を面接官にアピールしましょう!

最終面接の場合

・なぜ弊社を選んだのか

「企業理念に共感しました」といった、当たり障りのない答えでは不十分です。企業の強み、方向性をよく調べておいて、その企業のことを理解しているということを伝えるようにしましょう。

・内定が出たら入社するか

「入社したい」ということをはっきり伝え、その理由について具体的に伝えられるように準備しておくようにしてください。

・入社したらどのようなことをしたいか

自分のやりたいことを述べるだけではアピールになりません。自分のスキル・経験がどう役立つかを説明できるようにしておきたいものです。

・どのような会社にしていきたいか

会社の方向性を知っておくことが大前提です。その方向性の中で、さらに会社が成長していくために何ができるかを自分の中で考えて、それを伝えるようにしましょう。

・気になっているニュースはあるか

ただ気になっているニュースの内容を述べるだけでは不十分です。そのニュースに対して、どう感じているのか自分の意見まで伝えるようにしておく必要があります。

面接でよくやってしまうミスに注意!

面接に遅刻してしまうと、その時点であなたへの面接官のイメージはかなり悪くなってしまいます。「遅刻したことが響いて採用してもらえなかった」なんてことにならないように、余裕をもって面接会場に着くようにしましょう。

時間に余裕があれば、面接会場の下見をして、経路と所要時間を確認しておくようにします。それができない場合は、アプリなどで会社の最寄駅までの経路をしっかり調べておくようにしてください。

初めて行くエリアに面接会場がある場合は、スマホの地図アプリに頼ることになると思います。スマホの充電が切れてしまうと、地図アプリが使えなくなり目的地に到着できなくなるということも起こり得るので、スマホのバッテリーを用意しておくようにしましょう。

ちゃんと会場までいけるか不安になることがあるのであれば、面接会場の地図を印刷して持っておくと良いかもしれません。念には念をいれて準備しておくと、不安が解消されていきます。

余裕をもって出発しても、電車が遅延する、事故に遭ってしまったなどやむを得ない事情で遅刻してしまうことがあります。

その場合は、すぐに連絡するようにしましょう。正当な理由であると分かってもらえれば印象が悪くなることはありません。ただ、正当な理由であっても採用スケジュールの進行を乱したことは事実なので、しっかり謝罪を入れることは大切です。

逆質問は必ず行う

よく面接の最後に、「何か質問はありますか?」と面接官から聞かれることがあります。このときに「何もない」と答えるのはNGです。

面接官は「何か質問はありますか?」と尋ねることによって、あなたの意欲がどれほどあるのか、コミュニケーション力があるのかといった点を見極めたいと思っています。

「何もない」と答えるのは、「御社には興味がありません」と言っているようなものです。逆質問への答え方で好印象を残すこともできるので、よく準備しておきましょう。

ただ、質問していいからといって何でも聞いていいという訳ではありません。質問内容によってはマイナスの印象を残してしまうこともあります。

例えば、事前に調べればわかるようなことを質問したり、すでに説明されたことを繰り返し質問したりすることは避けましょう。また、面接官が答えにくい質問をするのはNGです。

逆質問で印象が良いのは、「私と同世代の社員にはどんな人がいますか?」や「仕事をしていく上でこれだけは覚悟したほうが良いというポイントを教えてください」といった質問です。

こうした質問をすると、自分のやる気をアピールすることができますので、好印象を残すことができます。

ディーラー面接のポイントと対策!

ディーラー面接では何に気を付けておくと良いのでしょうか。面接のポイントを知り、対策を事前に練っておくと、安心して面接に臨むことができます。

面接のポイントと対策を伝授しますので参考にしてみてくださいね。

面接のポイント

カーディーラーの面接を受ける人の中には、車の専門知識が自分はないけど大丈夫だろうかと不安になる人もいるようです。ただ、営業職や事務職の面接で、車の知識に関する質問をするということはあまりありません。

カーディーラーの面接でも一般の企業と同じように、面接官の目を見てはっきりと受け答えすることができているか、身だしなみが整っているかどうかなどが重視される傾向にあります。

特に営業職として面接を受ける人は、入社したらディーラーの顔役になるので髪型や服装はより厳しくチェックされることが少なくありません。

面接で好印象を与えることができるかどうかは、清潔感があるか、TPOをわきまえた髪型・服装かどうかで判断されます。

スーツのしわが多かったり、汚れていたり、髪にフケがあったりすると印象は決して良くありません。面接を受ける前にスーツはクリーニングに出し、ワイシャツはアイロンをピシっとかけて清潔感を出すようにしましょう。

髪型もボサボサにならないように、ヒゲの剃り残しもないようにして、きちんと整えて面接に臨むようにしてください。

面接の対策

カーディーラーの志望動機として多いのが「車が好きだから」というものですが、この回答では面接官の印象には残りません。なぜなら、他の応募者も「車が好き」という理由で面接を受けに来ていることが多いからです。

志望動機を述べる際には、「なぜ車が好きなのか」「自分の生活の中で車がどのように関わっているのか」という点を詳しく伝えられるようにしておかないといけません。

面接でカーディーラーならではの質問をされることがあります。「カーディーラーに行ったことがあるか?」「どんな印象を抱いたか?」「他のディーラーとの違いはどこにあると思うか?」などといった質問です。

こうした質問もされることを想定して、頭の中でどう答えるかシミュレーションしておきましょう。

面接が終わって部屋を退出すると、ほっと安心して気が緩んでしまうもの。ただ、他の社員があなたの立ち振る舞いをチェックしていることがあるので、建物を出るまで気を抜かないようにしてください。

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まとめ

カーディーラーとして働きたいなら、誰もが通らなければならない面接。面接は苦手という人でも、ここでご紹介した方法を参考に、各面接の対策を立てておきましょう。

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