外車・輸入車を扱うカーディーラーのお仕事紹介!国産車との違い

外車が好きな人にとって、輸入車を取り扱っているカーディーラーは、夢のような仕事ですよね。しかし具体的な仕事内容を知らない人も多いのではないでしょうか? 今回は、外車や輸入車を扱うカーディーラーの仕事内容や国産のカーディーラーとの違い、外車や輸入車を扱うカーディーラーで働くためのノウハウをご紹介します。

この記事は約6分で読み終わります。

外車・輸入車のカーディーラーの仕事内容

外車や輸入車のカーディーラーの仕事とはいっても、職種は主に3つに分けることができます。まずは、外車や輸入車を扱うカーディーラーの、職種ごとの特徴や仕事内容を見ていきましょう。

営業

一般的に、カーディーラーの仕事といえば1番に思い浮かぶのが、営業の仕事ではないでしょうか。営業の仕事は、お客様が来店した際に接客をし、輸入車を販売に導くことが主な仕事です。

法人の営業をおこなっているカーディーラーもいますが、一般的には来店型営業が主流となっています。また、営業するものは、車だけとは限りません。車を購入しやすくするローンの案内や任意保険への勧誘、車検のご案内など、その種類は多岐にわたります

他にも、お客様側からの値引き交渉や要望を聞くことも営業の仕事です。値引きは原則禁止としているカーディーラーもありますが、その場合は値引き交渉をしてきたお客様に対して、「いかに不快な思いをされることなく値引きを断るか」といったことにも気を使わなければなりません。

また、輸入車を扱っているカーディーラーには、一般のお客様には敷居が高く見え、入りづらいといった印象を持たれている傾向がありますが、そのように感じているお客様の足をいかにこちらに向けるか、お店に入りやすくするかといった点でも営業の手腕が試されます。

整備士

輸入車を扱うカーディーラーには、修理や車の点検、車検などをおこなう整備士の仕事があります。整備士の仕事は、自動車整備士の資格が必要です。自動車整備士専門学校や自動車大学出身者が就職することが多いです。

年齢が若いときは、現場で実際に修理や点検作業をする機会が多いですが、年齢や勤続年数が上がるにつれて、教育や営業職へ配属転換されることも少なくありません。

事務

事務の仕事内容は主に電話対応や来店されたお客さんへの案内をはじめ、書類作成や備品発注なども行います。多くの店舗では土日にイベントを開催することもあるので、店内を装飾し必要な機材の調達をするのが事務職の仕事です。

カーディーラーによっては正社員として雇用せず、契約社員として採用するケースも多くあります。

国産のカーディーラーとの違い

ここでは「国産車を扱っているカーディーラー」と「輸入車を扱っているカーディーラー」とでは、就職した際にどのようなところが違うのかを解説します。

①給料面が違う

輸入車の年収はおおよそ350万円以上が相場ですが、凄腕営業マンになると、年収1,000万円以上の人も多くいます。また、輸入車を扱っているカーディーラーは国産車を扱っているディーラーに比べ、年収が高くなる可能性が大いにあります。それは国産車に比べ輸入車は高価なため、売上のインセンティブが大きいからです。

輸入車カーディーラーの場合は、販売契約につながるのが難しい分、実績が給料に反映すると大きいので、やりがいのある仕事といえるでしょう。

②対応方法が違う

客層が違うため対応方法も違ってきます。輸入車は、国産車に比べると、高価なモデルが多いです。そのため、輸入車の店舗には、富裕層が多く集まる傾向にあります。

また国産車に比べ、趣味性の高い車が多いので、車に対して強いこだわりを持っている人が足を運ぶ場所であるとも考えられます。そのため、対応する本人の輸入車の知識はもちろん、圧倒的な対人スキルが必要であるといえるでしょう。

国産車に比べ故障も多い輸入車ですが、購入後のトラブルを避けるために故障時の対応についても丁寧に説明しておく必要があります。燃費がよく故障率も少ない国産車ではなく、輸入車を買いに来たお客様をどれだけ満足させられるか、そしてお客様との信頼関係を築いていけるかがポイントです。

価格が高価な分、顧客対応を謝ると失注したときのダメージも大きいです。営業スキルや対人スキルなど常に磨き、勉強する向上心が重要です。

③憧れの外車・輸入車を取り扱える

輸入車は、国産車に比べ故障率が高い傾向があります。そのため、輸入車を乗っているお客様から車の調子がおかしいと連絡が入ることが多く、整備士は輸入車に触れる機会が多く、スキルアップにもつながります。

故障時以外にも、販売している車を移動させる際に乗る機会があるので、外車好きにはたまらない瞬間といえるでしょう。

外車・輸入車のカーディーラーで働くには

輸入車を扱う店舗で働くために、面接時にアピールできるスキルや求人の探し方について、ご紹介します。整備士以外では、とくに決まった資格は必要ないので、外車好きの人はぜひ挑戦してみてほしい職業です。

英語が分かると有利

英語が話せることが必須条件ではありませんが、海外メーカーに勤務するため、英語が理解できると仕事の幅は広がります。たとえば何か問題が起こった場合、海外の会社と連絡をとって指示を仰ぐ場合にも、英語が話せればスムーズに対応でき、お客様を待たせることがありません。

営業だけでなく整備士も同じです。整備の仕事ではメーカーの詳しいマニュアルが英語で記載されていることもあるので、読み解くスキルがあれば重宝されるでしょう。

外車・輸入車のカーディーラーへの転職

輸入車のカーディーラーの求人は、営業も整備士も関係なく募集されています。また、多くのカーディーラーでは、学歴不問、未経験者歓迎で募集されていますので、挑戦しやすい職業でもあります。

輸入車のカーディーラーに就職を考えている方は、ぜひ自動車業界の就職に特化したサイト「クルマヤドットネット」にご登録ください。

クルマヤドットネットでは 、「輸入車」というフリーワード検索で簡単に輸入車カーディーラーの求人を探せます。車業界での就職が初めてで、就業できるか不安という悩みを抱えている方も、キャリアコンサルタントがあなたのスキルと希望にあった企業をピックアップしてご紹介します。

もちろん、職種や勤務地からも探すことができますので、今住んでいるところから近いカーディーラーで働くことも可能です。

研修制度が充実している企業も多数掲載してありますので、未経験からでも確実にステップアップできます。この機会に夢だった輸入車のカーディーラーに就職してみてください。

まとめ

輸入車のカーディーラーで働くことは、外車好きの人にとって、外車に触れる機会が多く楽しい仕事となります。最新の外車に触れ、その技術に触れ、そしてお客様を満足させられる仕事は、とてもやりがいのある仕事になるでしょう。

未経験で資格なしでも初められる職種もありますので「外車が好きだ」、という人はぜひチャレンジしてみてください。