整備士の転職の流れは？
転職と決めたら準備するもの
まず初めに、整備士向けの求人が掲載されている転職サイトに登録しましょう。
転職の際に転職サイトや転職エージェントを利用したことのある方も多いと思いますが、利用するメリットでもっとも大きいのは、転職をしようとする業界や企業の情報を得られることです。
その後、気になる求人を見つけた時にすぐ応募できるように、履歴書と職務経歴書の書類を作成して準備しておきましょう。
転職の場合、これまでの実績をどうアピールするかがポイントになります。 そういったアピール方法のノウハウを持っているエージェントは数少ないです。
企業によっては、資格証明書の提出を依頼されることがあります。
依頼されたらすぐ提出できるようにわかりやすい場所に保管しコピーを余分に取っておくとスムーズに提出ができます。
書類選考を通過するためには、履歴書と職務経歴書の正しい書き方、魅力的に見える書類の作り方をしっかりと理解しておくことが大切です。
面接の流れ
書類選考をパスしたら、次に来るのは面接です。
エージェントを利用する場合は、エージェントが企業へ連絡し、面接日程を決めてくれるのが一般的です。
しかし、場合によっては面接前に企業と直接連絡を取ることもあるかもしれません。
その際には、電話も面接の一環と考えて対応するようにしましょう。
電話が来た際には、自分の名前を名乗り、明るく・ハキハキと受け答えをすることで相手に好印象をあたえることができます。
また、電話に出られなかった場合は、すぐに折り返すかメール等で連絡をいれておきましょう。
メール等でのやり取りをする場合はすぐに返信をすることを心がけましょう。
面接の回数は企業によって異なります。
中途の転職だと1回で決まることもあれば、2回・3回と続くこともあります。
また、整備士の中途採用は、即戦力として期待されていることが多いため、面接では「今まで培ってきた整備のスキルの確認や、今まで対応したことのある業務や仕事に関する経歴など」がよく聞かれます。
希望の企業に入社できた自分をしっかりと想像して、どんな活躍ができるのかしっかりアピールしましょう。
面接では「年収の話」や「どのようなポジション」で業務を行うかを説明されることがあります。
気になる箇所があった場合はしっかりと聞き直すおようにしましょう。
もしも、面接の中で聞けなかったことがあったら、エージェントを通して後日確認してもらうこともできます。
面接時に気になることを聞けず不安を抱えたまま入社して、”イメージと異なっていた”と感じすぐに辞める、となると会社にとってもあなたにとっても良い結果になりません。
面接のポイント
面接時の身だしなみは、清潔感が大切です。
服装は「私服で来てください」と言われない限り、スーツを着るのがマナーです。
着用時にスーツやシャツにはしわがないか確認しましょう。
併せて、髪形やひげには気を使い、寝ぐせのついた髪形や無精ひげなどはNGです。
髪色に関しては黒が一般的です。
結婚指輪以外のアクセサリーはつけないようにしましょう。
また、面接時は10分前に面接場所に到着するようにしておきましょう。
携帯電話はマナーモードにするか電源を切るようにし、コートを着ている場合は建物に入る前に脱いでおきましょう。
面接の対策
面接の際、相手の目を見て笑顔で明るくハッキリ話せるかどうか、は面接官が求職者を評価する大事なポイントの一つです。
これまでの略歴や転職理由、志望動機などを聞かれるので、きちんと自分の言葉で話せるように準備しておきましょう。
その他に面接の際によく聞かれることとして、「なぜ弊社を選んだのですか？（志望動機の確認と企業研究をしているかの確認）」「自身の長所と短所を教えて下さい」「業務上で関わったお客さんとのエピソード」「使用していたテスターやツール（知識量の確認）」「前職の退職理由」「どんな目標を持っているのか」などがあげられます。
面接は履歴書や職務経歴書に記載した内容に関する質問に自分の言葉で答えられるようにすることが大切です。
自動車整備士として勤務していた経験がある方は、”これまでに扱った経験がある車種・メーカー、経験した修理項目、点検項目”を整理しておくことをおすすめします。
また、面接の終盤では必ずといっていいほど、「何か質問はありますか？」と、逆に質問を求められる場面があります。
この時は必ず何か質問をするようにしましょう。
志望する企業へ就職することを前提とした質問をすることで、意欲を伝えることができます。
その他、自身の強みをアピールできるような質問も非常に効果的です。
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