出展社:株式会社エディクリンセイシステム
(1枚目)A/Tバルブボディーの計測ロボットで、画像寸法等の詳細を人間に代わり正確に測定、選別等を行うことができます。
(2枚目)エンジンのシリンダー内の内径の計測や表面の傷を見つけだすロボットです。
このロボットは主に自動車部品メーカーなどで活躍するとのことでした。
どちらの機械ともスピードも精度もすばらしいものでした。
昨今、自動車整備士はこのようなエンジン内部やATバルブボディーの分解点検作業をほとんど行いません。
このロボットは、現在の自動車整備士が作業しなくなった部分を人に代わって作業し、自動車整備士の作業も人からロボットに代わる時代だということを象徴するものでした。
出展社:FASOTEC
商品:3Dプリンターでの長繊維ファイバー・メタル部品製作マシン販売
FASOTEC様の商品は3Dプリント技術によりカーボンボルトや、メタルのポンプフィン・ギアなど、部品の強度、耐久性と軽量化の両立ができるマシンです。
このマシンでは、ワンオフパーツや古い車に使用されている生産の無い部品等の制作ができるそうです。また、小ロット生産も可能とのことでした。
日本の自動車メーカーでは生産終了から15年、外国メーカーでは20年前後で自動車の部品供給がなくなります。JDM(Japanese domestic market)をはじめとする旧車両を乗り続けるためにはメンテナンスが必要になりますが、もうすでに生産が終了している部品もあります。ですが、このマシンがあれば、流通がない部品でも簡単に制作することが出来ます。自動車整備士に重宝されるマシンだと思います。
出展社:FOURIN
世界自動車産業専門調査会社のFOURIN様は、日本及び世界中の自動車産業の様々な動向や、状況のデータ書籍の販売を行っている会社です。
今回のオートモーティブでは各自動車メーカー及びサプライヤーのAI化、電子化が進んでいました。
ものづくりの分野では、制御系ADAS、業務オペレーションのDX化に至るまで、EV自動車の進化を感じられる展示が多くありました。FOURIN様の出版している書籍の中でも上記で挙げた事項の統計を記載した資料を見ることができました。
まとめ
昨今、各国からは様々な自動車メーカーやサプライヤーが誕生し、ここ数年で自動車業界は技術的にも環境的にも進んでいます。今回、オートモーティブワールド2022に参加したことによって、自動車業界の変革のアクションを感じ、タイムリー且つ正確な情報と、幅広い視点を持ってこの業界を見る必要があると感じました。
自動車が好きな方であれば一度は”自動車業界への転職”を考えるかもしれません。未経験でも転職ができる企業探しは大変かもしれませんが、そんな時はあなたの経歴を踏まえた上で、あなたに合った自動車業界の企業を紹介してくれる転職エージェントを利用することをオススメします。
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