【自動車業界の最先端がテーマの展示会】オートモーティブワールド2022のご紹介!

オートモーティブワールドは、「自動運転・クルマの電子化・電動化・コネクティッド カー、軽量化」など、自動車業界における先端テーマの最新技術を展示する場で世界中の自動車メーカー・自動車部品メーカーとサプライヤーとの技術相談・商談の場として年々規模を拡大して開催しています。 来場者の目的は様々で、経営者、会社の責任者、技術者、最新技術を学びに来ている一般ユーザー等と幅広く、車業界の方々にとっては自動車業界の今と未来を知るうえで、とても勉強になるイベントです。 今回はその中でも「自動運転技術と軽量化・加工技術」に絞って展示会を見てきましたので皆様にご紹介させていただきます!

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出展社:株式会社エディクリンセイシステム

(1枚目)A/Tバルブボディーの計測ロボットで、画像寸法等の詳細を人間に代わり正確に測定、選別等を行うことができます。
(2枚目)エンジンのシリンダー内の内径の計測や表面の傷を見つけだすロボットです。

このロボットは主に自動車部品メーカーなどで活躍するとのことでした。
どちらの機械ともスピードも精度もすばらしいものでした。
昨今、自動車整備士はこのようなエンジン内部やATバルブボディーの分解点検作業をほとんど行いません。
このロボットは、現在の自動車整備士が作業しなくなった部分を人に代わって作業し、自動車整備士の作業も人からロボットに代わる時代だということを象徴するものでした。

出展社:FASOTEC

商品:3Dプリンターでの長繊維ファイバー・メタル部品製作マシン販売

FASOTEC様の商品は3Dプリント技術によりカーボンボルトや、メタルのポンプフィン・ギアなど、部品の強度、耐久性と軽量化の両立ができるマシンです。
このマシンでは、ワンオフパーツや古い車に使用されている生産の無い部品等の制作ができるそうです。また、小ロット生産も可能とのことでした。
日本の自動車メーカーでは生産終了から15年、外国メーカーでは20年前後で自動車の部品供給がなくなります。JDM(Japanese domestic market)をはじめとする旧車両を乗り続けるためにはメンテナンスが必要になりますが、もうすでに生産が終了している部品もあります。ですが、このマシンがあれば、流通がない部品でも簡単に制作することが出来ます。自動車整備士に重宝されるマシンだと思います。

出展社:FOURIN 

世界自動車産業専門調査会社のFOURIN様は、日本及び世界中の自動車産業の様々な動向や、状況のデータ書籍の販売を行っている会社です。
今回のオートモーティブでは各自動車メーカー及びサプライヤーのAI化、電子化が進んでいました。
ものづくりの分野では、制御系ADAS、業務オペレーションのDX化に至るまで、EV自動車の進化を感じられる展示が多くありました。FOURIN様の出版している書籍の中でも上記で挙げた事項の統計を記載した資料を見ることができました。

まとめ

昨今、各国からは様々な自動車メーカーやサプライヤーが誕生し、ここ数年で自動車業界は技術的にも環境的にも進んでいます。今回、オートモーティブワールド2022に参加したことによって、自動車業界の変革のアクションを感じ、タイムリー且つ正確な情報と、幅広い視点を持ってこの業界を見る必要があると感じました。

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