軽貨物ドライバーとは?
まず初めに軽貨物ドライバーについてご紹介させていただきます。
軽貨物ドライバーは運送会社で正社員として働く雇用形態もありますが、開業手続きを行って個人事業主として働くこともできます。その際は、荷物を抱えている荷主や軽貨物事業者と業務委託契約を結び、業務を受託し配送業務を行います。
軽貨物ドライバーになるための条件は普通免許を持っていることです。
仕事に使う車は軽車両なので、大型や中型といった特殊な免許はありません。
年齢制限も特にないため、30代から40代の方が軽貨物ドライバーに転職することも多いです。また、軽貨物ドライバーは副業としても人気な職業です。本業の隙間時間に軽貨物ドライバーとして働きたいと考えている方もいるでしょう。
個人事業主という形態で働く場合は、自分のペースで仕事を受けるなど、自由に仕事や働き方の計画を立てることができますが、経費や税金、保険の加入などは自身で管理する必要があります。
大手宅配担当の軽貨物ドライバーの仕事内容は?
次に、大手宅配担当の軽貨物ドライバーの仕事内容についてご紹介させていただきます。
大手宅配担当の方は主に個人宅への配送を行います。配送する物の種類は日用品や衣類、雑貨などで両手で抱えられる程度の大きさの段ボールがほとんどですが、時にスーツケース程度の大きさの物を運ぶ場合もあります。
一般的な1日あたりの平均配送個数は1人150個程度で、多い人だと300個ほどの配送をする人もいるそうです。
軽貨物ドライバーの1日のスケジュール
●7時00分 出勤
朝は宅配業務に使用する軽貨物車両で、所属している運送会社や集配所へ出勤をします。
出勤後は割り当てられた荷物を確認した上で当日の大まかな配送ルートを決めます。
●7時30分~8時30分 積込準備
配送ルートを確定したら、その後宅配物の積込を行います。
積込作業は1時間から1時間半で完了させる必要があります。
初めての積込の場合は2時間ほどかかることもありますが、慣れてくれば効率よく積めるようになります。また、宅配物は時間指定がされているものもあるので、取り出し易い位置に積荷をします。
●8時30分~ 配送開始
お届け先を確認した上で配送をスタートします。
安全運転を心掛け、丁寧にお客様の元へ荷物を運びます。
宅配担当の場合、基本的な配送エリアが決まっているので、混まない道や配送エリアの地理を覚えてカーナビに頼らずスムーズな宅配を心掛けると効率よく配送が出来ます。
●12時00分 休憩
休憩を取るタイミングや時間配分に関しては個々のドライバーの裁量に任されますが、安全な運転で荷物をお届けするためにも、しっかりと休憩を取ります。
●13時00分 配送開始
午前と同じ要領で配達を行います。
午前中に配送して不在だったところから当日の再配達の連絡が来た場合の対応も必要となります。
●19時00分~21時00分 配送
夜の配送指定時間帯は19時~21時に設定されています。
この指定時間に配送すべき荷物を配送し終えたらその日の配送業務は終了となります。
もしも、不在だった場合は、荷物を持ち返り、営業所の所定の場所に保管をします。
①働いた分だけ稼げる
大手宅配担当は「荷物1つにつき、〇〇円」という報酬体系が多いため、働いた分だけ稼げるのが特徴です。
例えばですが、配送単価が200円の場合、1日100個配送をし、月に25日働くと年収は下記のようになります。
200円×100個×25日×12月=年収 600万円
積込を迅速に手際よく行い、効率の良い配達ルートを組み立てられるとより高収入に繋げられます。
②人間関係の悩みが少ない
自分で仕事の方法や業務量を調整しやすいため、勤務時間や勤務地に縛られにくいのが特徴です。上司や同僚も居ないため、取引先以外は、人間関係の煩わしさが少ないのも人気な理由の一つです。
まとめ
今日は大手宅配担当の軽貨物ドライバーについて紹介させていただきました。
大手宅配担当の軽貨物ドライバーは慣れるまでは大変かもしれませんが、コツをつかめば上手に積込をし的確な配送ができるようになります。また、配送個数は報酬に直結するので自分の目標報酬金額を考えやすいですね。
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