自動車バイヤーの仕事内容!自動車バイヤーになるために必要なスキルや経験とは!

自動車バイヤーに興味があるものの、自分の経験やスキルなどで採用されるのか気になっている方もいるでしょう。そこで今回は、自動車バイヤーになるために経験やスキルは必要なのか、また自動車バイヤーとは具体的にどのような仕事をするのかについて解説します。

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自動車バイヤーの仕事内容とは

バイヤーとは、商品を選び買い付ける人です。英語で「buyer」、直訳すると「買う人」という意味になります。車のバイヤーは、主に中古車を仕入れる人のことです。

中古車の仕入れ

自動車バイヤーは、主に日本国内の中古車オークションから売れる車を集めます。また、中古車販売店などから仕入れるケースもあります。オークションなどで安く仕入れた車を高く売ることで、利益を得る仕組みです。

良い自動車バイヤーになるには、市場で需要のある中古車の価値を正しく見極める「目」が必要です。未使用者や試乗車、レンタカーで使っていた車などは、状態が良いため人気があります。

たとえば、車が好きで街中を走っている車の車種がすぐわかるような人は、自動車バイヤーの仕事は向いているでしょう。

日本の中古車を海外に輸出

国内で集めた中古車は、主に海外で販売します。海外向けの中古車販売Webサイトに掲載したり、現地の中古車販売店や輸入業者と直接契約して受注したりします。

品質に優れた日本車は海外で人気があり、多くはアフリカや東南アジア、オセアニア、中南米などが輸出先です。自動車輸出業者ごとに得意とする国は異なり、中にはひとつの国に特化して取引をしている輸出業者も存在します。

輸出先は発展途上の国が多いため、悪路でも走行できる四輪駆動車が人気です。また、テレビなどで日本語が書かれたトラックがそのまま使われている映像を見たことがある方もいるのではないでしょうか。日本では使われなくなったトラックやバス、大型バンなど商業用の車両も、現地では売れ筋です。

輸出業者によっては、自動車バイヤーが現地へ市場調査に行ったり、現地のお客様と英語で取引したりする機会もあります。

自動車バイヤーの仕事の流れ

車を安く仕入れて高く売る自動車バイヤーとは、実際にはどのような仕事をするのでしょうか。具体的な仕事の流れを確認しておきましょう。

中古車は、主にオークションで仕入れることがほとんどです。中古車のオークションはさまざまな場所で開催されています。また、インターネットオークションも自動車バイヤーが活躍する場のひとつです。ここでは、オークションで中古車を仕入れるときの実際の流れを紹介します。

出品される車を確認する

良い車を手に入れるためには、事前の準備が大切です。オークションでは、事前に出品される車のリストが回ってくるので、しっかり目を通して詳細を確認する必要があります

主に、メーカーや車種、年式、走行距離などをチェックします。中古車を販売する予定の会社から、事前に希望の車種・使用状態・価格などが伝えられている場合もあるので、条件に合う車があるかどうかを入念に確認しなければいけません。落札したい車をいくつか選んで、本番にのぞみます。

実車をチェックする

オークション会場に着いたら、事前にチェックしておいた車を下見します。実際に車を見たら、イメージしていた状態と違うこともあります。

ボディの傷やへこみなどの外観や、エンジンやブレーキ、サスペンションなどの内部構造を確認して、修理をしても利益になるか見極めることが重要です。

オークションが始まると、各自の席についてモニターを見ながら参加します。自分用の落札用コントローラーが準備されているので、それを使用して購入したい車に入札します。

落札した中古車を販売する

落札した車は、そのまま販売できる状態とは限りません。修理が必要であれば、担当者に板金修理や整備の指示を出します。

売れる状態になった車は、集められて船で海外に輸出します。出航前に問題がないかの最終点検をしてから、自動車バイヤーの一連の仕事が終わります。商品である中古車の仕入れから売却までの一連の管理は、自動車バイヤーが担当すると考えておきましょう。

未経験でも自動車のバイヤーになれる?

車が好きで車にかかわる仕事につきたいと考えていても、自分に自動車バイヤーができるのか疑問な方もいるのではないでしょうか。

自動車バイヤーを求めている企業は、積極的に未経験者を採用しています。自分で中古車の海外輸出業を始めるのであれば古物商の許可が必要ですが、会社員として自動車バイヤーになるのであれば、特別な資格も必要ありません

買取の判断や見極めのコツなどは、業務を通じて先輩の仕事を見ながら身につけられます。自動車輸出を行っている会社に入れば、経験に不安のある方でも問題ありません。

資格は必要ありませんが、車に関する知識が豊富であれば有利です。国産メーカーの車に詳しい、車の整備が大好きだ、などという方は、自動車バイヤーに向いているといえます。

未経験でもなれる自動車バイヤーですが、入ってからの勉強は必要です。どの国でどのような車の人気が高いのか、入社した企業の強みは何なのかなど、自動車バイヤーになってから日々研鑽を積むことで、優秀な自動車バイヤーに成長できるでしょう。

自動車バイヤーを目指すならクルマヤドットネット

自動車バイヤーとして働きたいなら、中古車輸出業者に転職しましょう。転職先を探すポイントは、車業界に強い転職サイトを利用することです。ここでは、自動車業界専門の求人サイトであるクルマヤドットネットの特徴についてご紹介します。

クルマヤドットネットの特徴

クルマヤドットネットは、自動車業界に特化した求人サイトです。整備士、営業、ドライバー、レンタカー業務従事者など、自動車関連の仕事を幅広く扱っているところが特徴です。もちろん自動車バイヤーなど、車の輸出に関連する求人も募集しています。

希望の職種や勤務地、雇用形態、給与条件など選ぶことで、自分に合った仕事を探すことができます。キーワード検索もできるので、より細かい条件で検索したい方にも便利です。

個別の求人情報ページでは、働くうえで気になる情報をわかりやすく掲載しています。給与条件や休日・休暇の詳細、福利厚生についても確認できるので、入社した後に思っていた会社と違うと後悔することを避けられるでしょう。

コンサルタントがあなたのキャリアをサポート

クルマヤドットネットは、単に求人案件を紹介するだけではありません。自動車業界出身のキャリアコンサルタントが、あなたの転職活動を丁寧にサポートします。自動車バイヤーへの転職活動に初めて挑戦する方でも安心です。

履歴書や職務経歴書の書き方もアドバイスいたします。この人材が欲しいと企業に思ってもらえるように、あなたの魅力を最大限にアピールできる履歴書や職務経歴書を作成しましょう。

また、自動車業界に特化したWEB履歴書やスキルシートを用意しているので、仕事を紹介されてから応募に進むまでが簡単です。

面接が不安という方も多くいらっしゃいますが、対策をすれば心配することはありません。自動車業界に精通したキャリアコンサルタントがサポートします

自動車バイヤーへの就職・転職を希望されている方は、ぜひクルマヤドットネットにお任せください。

まとめ

自動車バイヤーとは、オークションなどで中古車を買い付けて主に海外に輸出する仕事です。

これまでの経験は問われませんが、車に関する知識があると有利でしょう。自動車バイヤーとして活躍したいなら、自動車業界に特化した転職支援サービスの利用がおすすめです。